Q&A② 高等専修学校のシステム

つくば開成高等学校
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Q&A② 高等専修学校のシステム

1.高等専修学校と全日制高校の卒業資格に何か違いはありますか?

高等専修学校の卒業資格は、3年制の学校は、大学入学資格付与指定校や通信制高校や単位制高校との技能連携がある学校がほとんどなので、全日制の高校と同等です。大学入学資格付与指定校は高卒認定試験に合格した場合と同じ資格が卒業と同時に貰えます。技能連携校の場合は、通信制高校や単位制高校の卒業資格ですので、全日制の高校を卒業したのと同じ高卒資格です。

2.どれくらいのペースで通学するのですかか?

高等専修学校にはさまざまな通学パターン(スクーリング)があります。①毎日通学タイプ、②自由通学タイプ、③集中スクーリングタイプ(合宿形式で5日間程度)というように多様です。②の通学タイプの中でも週1~5日を選べたり、学校や選択コースによって異なったりします。教室という場所にとらわれない自由な空間を希望する場合、インターネットを使った放送視聴で学び、年に数回の集中スクーリングに参加する学校もあります。③のスクーリングタイプは自分の体調や興味に合わせた学校選びができるのが高等専修学校の最大の特徴です。

3.単位制とはどういう制度ですか?

技能連携校や大学入学資格付与指定校の場合は、高等専修学校のであっても単位制という概念はすべての学校がもっている基本的なシステムで、3年間以上で74単位を取得して卒業することができる制度です。それぞれの学年で一般課程の学習を進めていきます。

4. 高等専修学校で、単位が認定されるにはどうすればよいのですか?

高等専修学校の技能連携校の場合、次の3つをクリアすれば単位が認定されます。①規定されたレポートを提出し、基準をクリアすること、②一定時間数以上のスクーリング(面接指導)を受けること、③単位認定試験を受け一定の基準の成績を修めること 、が必要となります。多くの場合、①~③のサポートを各学校で行っているので、安心して単位が取得できます。

5.高等専修学校では高卒認定を合格した科目は単位認定されますか?

高等専修学校では認定できる単位数の上限は各学校によりありますが認定されるようです。大学入学資格付与指定校の場合は、同様の資格なので高等学校の科目に読み替えられて認定される場合が多いようです。

6. 留年はありますか?

高等専修学校は、課程の無い学校もあるので留年がありません。また、大学入学資格付与指定校や通信制高校や単位制高校との技能連携がある学校は、それぞれの学校のカリキュラムによって様々ですが、一般的に単位制を採用している学校が多く、3年間で必要な単位数を修得すれば卒業できるので、留年の心配はありません。

7.どうすれば卒業できますか?

高等専修学校を卒業するためには、それぞれの学校の決めた基準をクリアすることが必要です。1年で卒業できる場合は、それほど難しくないようです。また、大学入学資格付与指定校や通信制高校や単位制高校との技能連携がある学校は、次の2つのポイントをクリアする必要があります。①在学年数は3年以上であること。②必履修科目(文部科学省で規定された科目)+選択科目=74単位以上を修得すること。③特別活動時間は、基本的には1年間で10時間以上の参加が卒業条件となっていますが、卒業時までに30時間以上に参加していること。入学式や卒業式など儀式的行事やホームルーム、体育祭、校外学習(遠足・修学旅行等)などの学校行事が活動内容となります。

8.何年在籍できますか?

高等専修学校の多くは、単位制を採用していますから、在籍年数の上限はない場合が多いようです。働きながら学んでいる人などの場合は、何年かかけて修得することも可能です。目標に合わせて学びの計画を立ててください。一方、学年制を採用している場合などは、6年や8年といった上限のある学校もあるようです。ただし、大学入学資格付与指定校や通信制高校や単位制高校との技能連携がある学校の場合は、卒業するには3年以上の在籍期間が必要です。

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