通信制高校のシステム | Q&A

つくば開成高等学校
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Q&A② 通信制高校のシステム

1.通信制高校と全日制高校の卒業資格に何か違いはありますか?

通信制高校の卒業資格と全日制高校、定時制高校の高校卒業資格はすべて全く同じです。

2.どれくらいのペースで通学するのですかか?

通信制高校にはさまざまな通学パターン(スクーリング)があります。①月数回タイプ、②通学タイプ、③集中スクーリングタイプ(合宿形式で5日間程度)というように多様です。②の通学タイプの中でも週1~5日を選べたり、学校や選択コースによって異なったりします。教室という場所にとらわれない自由な空間を希望する場合、インターネットを使った放送視聴で学び、年に数回の集中スクーリングに参加する学校もあります。自分の体調や興味に合わせた学校選びができるのが通信制高校の最大の特徴です。

3.単位制とはどういう制度ですか?

通信制高校であっても単位制という概念はすべての学校がもっている基本的なシステムで3年間以上で74単位を取得して卒業することができる制度です。 全日制の学校などでは、学年制の学校が多いので、留年する場合もあります。 通信制高校では留年というものがなく、履修する科目をある程度、自由に選択することができるので、必修科目以外は自分のやりたいこと、興味のあることを積極的に選べます。 また、単位が不認定になった場合に、何度でも履修するチャンスがあります。

4. 通信制高校の2期制とはどういう制度ですか?

通信制高校の多くが採用している六ヵ月ごとの単位認定が二期制です。この制度では期ごとに単位を認定する科目が設定できるので、自分の生活のペースにあわせ選択する科目数を調整することができます。入学時期は春の4月からと秋の10月からスタートとする場合がほとんどです。

5.通信制高校の「レポート」とはなんですか?

通信制高校の学習はレポート中心です。レポートは各教科によって設定された必要枚数を提出します。レポートの内容は教科書の内容から出題され、指定された範囲の学習状況を確認するのが目的です。提出方法は郵送やインターネットを利用します。提出されたレポートは教科担当の先生が添削し、送り返されてきます。提出しなければ単位認定試験を受けることができません。また、レポートの内容が合格基準に達していない場合は再提出の指示があります。

6. レポートでわからない場合はどうしたらいいのですか?

レポートの内容は教科書から出題されます。わからないことがあった場合、教科書を見直したり、スクーリング以外でも登校して先生に質問するチャンスがあります。また、メールで問い合わせできる場合もあります。 インターネットを利用したe-ラーンニグを行っている学校であれば、コンピュータ通信により先生と直接対面して質問することもできます。

7.単位が認定されるにはどうすればよいのですか?

次の3つをクリアすれば単位が認定されます。①規定されたレポートを提出し、基準をクリアすること、②一定時間数以上のスクーリング(面接指導)を受けること、③単位認定試験を受け一定の基準の成績を修めること

8.通信制高校では高卒認定を合格した科目は単位認定されますか?

認定できる単位数の上限は各学校によりありますが認定されるようです。高等学校の科目に読み替えられて認定される場合が多いようです。

9.留年はありますか?

一般的に単位制を採用している学校が多く、3年間で必要な単位数を修得すれば卒業できるので、留年の心配はありません。

10.どうすれば卒業できますか?

通信制高校を卒業するためには、次の2つのポイントをクリアする必要があります。①在学年数は3年以上であること。②必履修科目(文部科学省で規定された科目)+選択科目=74単位以上を修得すること。③特別活動時間は、基本的には1年間で10時間以上の参加が卒業条件となっていますが、卒業時までに30時間以上に参加していること。入学式や卒業式など儀式的行事やホームルーム、体育祭、校外学習(遠足・修学旅行等)などの学校行事が活動内容となります。

11.通信制高校は何年在籍できますか?

通信制高校の多くは、単位制を採用していますから、在籍年数の上限はない場合が多いようです。働きながら学んでいる人などの場合は、何年かかけて修得することも可能です。目標に合わせて学びの計画を立ててください。一方、学年制を採用している場合などは、6年や8年といった上限のある学校もあるようです。ただし、卒業するには3年以上の在籍期間が必要です。

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