通信制高校・代々木高校の名古屋サテライト教室が「高度ITコース」・「英進コース」を開設しました。
「高度ITコース」では、インターネットで使用されることが多いHTML・PHP、自動車、家電などのプログラムで使用されるC言語などが習得可能なカリキュラムを組み、IT業界でプロフェッショナルとなる人材育成を目標に掲げ、高校生の段階から実践的な教育を行います。
プログラマーやシステムエンジニアなどの職業を目指す人、プログラムについて専門的な勉強をしていきたい人、将来IT業界で活躍していきたい人が対象となるコースです。
「英進コース」では、医歯薬系の学部、東大・京大・名大・阪大・東京6大学をはじめ難関大学への進学を希望する生徒はもちろん、ハーバード大学の推薦入学も実施することから、目的意識を高く持った人が対象となる受験向けのコースです。
勉強以外にも、進路相談など納得のいく道にすすめるようサポート体制も充実しています。
他の高校ではなかなか実現できなかった新たな環境のもとで、生徒一人ひとりの将来の夢や目標に合ったコースで学びながら同時に高校卒業資格も取得が可能です。
進学塾などを経営する教育サービス会社「ウィザス」(大阪市)が設立した兵庫県内初となる株式会社立の高校、通信制高校・ウィザスナビ高校が養父市に開校しました。
養父市は、06年に構造改革特区の認可を受け独自に私立学校審議会を設置し、誘致と開校に向けた準備を進めていました。
旧大谷小学校の校舎を改修してできあがった校舎には、現在880人の生徒が在籍し、今月末までには1000人になる予定とのことです。
ウィザスナビ高校は、高校中退者や不登校者を対象に定員は6000人、高卒資格を得られる総合学科を置き、普通コースのほか、2年次からは社会福祉専攻科も設置予定で、インターネットでの授業や農業体験学習などもあります。
08年度の総合学科は普通コースのみですが、09年度からは、環境・観光・福祉の3コースからなる社会福祉専攻科が加わり、介護福祉士、保育士などの受験資格が取得できます。単位制で、74単位以上修得すれば最短3年で卒業できます。
総合学科では、選択科目の中から学びたい科目を選んでそれぞれの目標に沿った学習が可能です。
07年末発覚した高等学校卒業程度認定試験（高卒認定試験）の採点ミス問題で、受験者全員に対し7000万円の和解金を支払うことになりました。監督官庁である文部科学省の大臣と次官、担当部署の局長らは責任を取り、月給を1ヶ月、10%カットすることも決まりました。
採点ミス問題は、高卒認定試験の「世界史A」のマークシート方式の採点を行うコンピュータプログラムの不具合により、さかのぼること05年から6回にわたって繰り返されていました。採点ミスによって、その間に高卒認定試験を受験した2万6766人のうち、1901人が不利益を被っていたことが明らかになっています。
1901人のうち、採点ミスがなければ高卒認定試験に合格できていた受験者80人、もっと早期に合格できていたはずの250人に対しては、10～20万円の和解金が支払われます。また、採点ミスによって「科目不合格」となった1571人に対しては、1～4万円の和解金が支払われます。さらに、不要な再受験をした受験者の受験料（05、06年は4000円、07年は4500円）を返還します。また再受験、合格するための予備校など余計な授業料を支払った受験者、それら精神的苦痛などに対しても追加負担費用を和解金として支払い対応していくようです。
