モード学園 カンブリア宮殿入り

つくば開成高等学校
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モード学園 カンブリア宮殿入り

2009年10月13日

◇10月12日、テレビ東京の番組「カンブリア宮殿」で、モード学園の学長谷まさる氏が出演。モード学園の教育力について語った。


◇従来の勉強あるいは学びというイメージとは全く違う、教育環境に視聴者は目から鱗だっただろう。論理と知識を詰め込んできた勉強では、企業で即戦力にならない。


◇企業人や実務経験者が講師で、実践に近いクリエイティブなプログラムが展開される。


◇実際の現場では、1人で仕事をすることはない。それぞれの専門分野が協力し合って商品・作品は創られる。だとすれば、授業も同じように構成されていなければ、即戦力にはならない。徹底した実務主義。


◇就職100%になるはずだ。大学は高校の知の延長上にあるので、ある程度想定しやすいが、モード学園のようなクリエイティブな人材を養成する機関は、カンブリア宮殿のような番組がなければ、なかなか想定できなかっただろう。


◇大学は知識論理主義、モード学園は才能主義。モノになるには、どちらも厳しいトレーニングが必要なのだが、自分のタレントが知識論理志向なのか、クリエイティブ志向なのか(つまりきっちり型なのか、のびのび型なのか)振り返り、自分のタレントを生かせる環境を選択するかどうかは、モチベーションに大いに影響するはずだ。


◇特に日本の現状の中学高校の教育は、知識論理に偏り、クリエイティビティを養うカリキュラムはほとんど実施されていない。


◇だから、通信制高校やサポート校が、そこを支援しているというのが現状である。高校全入時代にあって、様々なタレントの生徒がいるのに、1つのカテゴリーに囲っているのは、たしかに無理があるのかもしれない。しかし、それに気づかず、自分のせいで高校という環境が合わないのではないかと悩む生徒も多い。


◇佐藤可士和さんではないが、クリエイティブ志向の生徒にとって、中高の勉強ではモチベーションがあがらないのも理由がないわけではないのである。


◇進路を選択するとき、はじめから選択肢が制限されている可能性がある。自分はきっちり型かのびのび型かを見つめてみる秋を過ごしてみてはいかがだろう。

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