地球環境高校の甲子園初戦、市立尼崎高ブラスバンドが応援協力

　吉沢校長は「大変感謝しています。これを期に両校の交流がさらに深まれば」とあいさつ。尼崎高は望月亮校長や吹奏楽部顧問の羽地（はねじ）靖隆教諭（63）らが迎え「おめでとうございます。一緒に盛り上げましょう」と応じた。

　地球環境高が募集中の応援団と吹奏楽部は事前に合同練習ができないため、当日は多くの人が知っている野球の応援曲などを中心に構成。地球環境高が事前に楽譜をファクスした「信濃の国」や佐久市民の歌も演奏する予定だ。

　尼崎高は生徒約千人で、吹奏楽部には現在86人が所属する。羽地教諭が沖縄県出身のため、約30年前から沖縄県代表が甲子園に出場すると演奏で協力してきた。長野県の高校の応援は初めてという。

　2年の粟国真麻（あわくにまあさ）部長（17）は取材に「全力でプレーしてもらえるよう楽しみながら演奏したい。これまで通信制高校とは関わりがなかったが、これをきっかけに交流したい」と話した。

引用元：信毎Web「甲子園、市立尼崎高ブラスバンドが応援協力　練習試合の縁生かす」（3月22日付）

24日は、試合だけでなく応援団の演奏も楽しみだ。